クマ笹のチカラ

 四千年以上の昔から受け継がれてきた人々の健康法は、自然の力を持つ草根木皮に求められてきました。

中国の明の時代、本草学の先覚者「李時珍」の「本草綱目」に記された、1871種の中に、「ジャク」の名で「隈笹」を見ることができます。

現代でもクマ笹は、食品の腐敗を防ぎ、体を丈夫にする成分があると言われ、チマキ、ササ酒、ササ寿司、ササ飴、ササ饅頭等に幅広く日常生活の中で、人々の健康維持や回復などに役立っています。

クマ笹はビタミンとミネラルの宝庫!!これこそ健康を維持し若さを保つ秘訣です。

タンパク質100g~

食品名/
不可欠アミノ酸名称
トリプトファン
スレオニン
イソロイシン
ロイシン
リジン
メチオニン
フェニールアラニン
バリン
クマザサ
60
64
99
66
64
30
73
17
小麦粉
11
26
42
70
21
12
50
39
10
37
45
82
38
17
48
67
大豆
14
39
54
77
63
13
49
52
牛乳
14
47
67
100
79
25
49
7
by M.L. Orr and B.K. Walt 国立栄養研究所分析

(原敏之著「熊笹と海藻」大衆医学社刊より)

クマザサに含有~

アミノ酸名 必要度の大要
1.トリプトファンTryptophan 生命の維持に必要。発育・生長・体重維持・皮膚・毛髪・体脂肪・造血・血球素造成に関与する。乳幼児・一kg体重一日の必要量は0.05~0.1mg
2.リジンLysin 生命維持上必要ではないが、発育生長に必要である。これなくては消化液分泌、副腎機能などの障害がある。
3.スレオニンThreonin 生長・細胞の増殖に必要
4.メチオニン
Methionin
生長に必要。肝臓機能保全・解毒作用・細胞新成・組織の増殖・脱毛防止作用がある。グルタオチン・タウリン達成の硫黄源、遊離しやすいメチル基をもち、その転移によってコリンを合成する。コリンは過剰脂肪質と結合してレシチンとなり肝細胞を保護し、肝臓機能を復活する。また遊離しやすいメチル基は解毒作用を援助する。
5.フェニールアラニンphenyl-alanin 皮膚に必要
6.ロイシンLeucin 生長栄養に絶対必要。乳児に必要
7.イソロイシンIsoleucin 生長栄養に絶対必要
8.バリンValin 生長に絶対必要、欠如すると運動調節障害、敏感症となる

(原敏之著「熊笹と海藻」大衆医学社刊より)

 

人間の血液は骨髄でつくられ、120日毎に代えられていると云われ、その血液は肝臓で洗浄されて、心臓の働きによて体の隅々まで流されていると云われています。

例えば、膵臓の機能が弱まってくると、ホルモンの一種であるインシュリンが正常に分泌されなくなり、肝臓や筋肉内に蓄えられているグリコーゲンに作用して、糖が異常に増えることになり、糖は、血液中に溶け込み、尿や汗として排泄されます。

糖尿病の人の血液は酸性と云われ、血液中のコレステロール値をあげたり、高血圧、神経痛、胃腸障害などの合併症を伴いますので、放置できません。